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WEBデザイナー.tokyo運営者について

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UPDATE2015.10.21

さて、WEBデザイナーになるためには?と言う情報Blogを立ち上げて情報発信をしていこうと思うのですが、そもそもお前誰だよ?
ちゃんとしたWEBデザイナーとして稼いでるの?
と気になる方も居るかと思います。
自分がどういった経歴でどういった仕事をしてきたのかをまとめてみたので、ある意味WEBデザイナーになるための一つのモデルケースと思って頂ければ。

ざっくりとした経歴表

大学時代、趣味でWEBデザインを独学で勉強
大学時代、携帯向けコンテンツ制作会社にてインターン、携帯サイト制作に携わる
デザイン制作会社Aにアルバイトで入社
デザイン制作会社AにてWEBデザイナーとして正社員に
デザイン制作会社AにてWEBディレクターに
デザイン制作会社Aを退職、転職活動
メーカーBへ転職、ECサイト立ち上げと運営、事業拡大に取り組む
メーカーBのWEB部門のトップに、人事、広告運用などWEBに関わる事を全て担当
メーカーBを退職
フリーランスとして独立

※年代までは敢えて細かく書いていません

と、まぁざっくりこんな感じで。
自分でも気が付けばWEB業界10年以上居ることになりますね。

しかし、最初からバリバリWEBデザインだけをやっていたわけではありませんでした。

趣味で作っていたWEBデザインから本業に

大学時代は典型的な普通の私大生で、友人と遊んだり週末はクラブへ遊びに行ったりとまったくデザイン的な事に触れていませんでした。
ところが、この時代はようやくインターネットが一般家庭にも普及してきた頃。

周りで一緒に遊んでいた大人達の中にはクリエイターと呼ばれる人種の人たちも居て、交流を重ねるうちに彼らの作るWEBサイトのカッコよさに魅了されていきました。

そのうち「自分でも作ってみたい!」と言う欲求が高まり、当時は高かったPhotoshopと、安かったホームページビルダーを入手し、独学で勉強を始めました。

当然ながら当時はまだまだWEBサイトを開設している人が少なかったため、参考になるWEBサイトも非常に少なく、Blogのように簡易的にWEBサイトを作る事が出来る仕組みもなし。
Facebook,Twitter,mixi,YouTube,Instagaram,Googleさえも登場していない時代でした。

何とか見よう見まねで、ソースコードをコピって動かしては検証を繰り返し、デザインについては本屋へ立ち寄り海外のWEBサイト事例をまとめていた書籍を購入して、自分のWEBサイトや友人のWEBサイトを作ったりし始めました。
ある意味趣味の範囲内ですね。

そして、他の同級生と同じように大学卒業後に就職活動をするわけなのですが、当時はまだWEBデザイナーと言う言葉もそこまで一般化しておらず、そもそも企業側も職種として募集をしているところが非常に少なかった。
また、募集をしていても既に紙のデザイナーとしてある程度スキルがある美大生を限定して募集している企業も多かったですね。

そこで、MDNの裏面に掲載されていたWEB企業へ片っ端から電話したり、今もWEB系求人サイトとして存在するFind Job!で気になった企業へアピールをしまくって、やっと雇ってもらった記憶があります。

WEB制作会社から企業内WEB担当者に

最初の制作会社A社では、アルバイトでの勤務でしたが、その後は正社員に。
最初はWEBデザイナーとしてでしたが、後に予算・進捗管理をするWEBディレクターとして仕事をさせてもらえるなど多くの経験を積むことが出来ました。

特に社内の人間関係が悪かったとかはなかったのですが、もっと別の会社で自分の実力を試してみたいという欲求が高まり転職を決意。
スカウトが来たメーカーB社へ転職をします。

メーカーB社はどちらかと言うとベンチャー的でしたが、全体としては「WEB?何それ?」と言う超アナログな会社でした。
代表の方がWEB部門の設立を願っていたこともあり、社長が強引にWEB部門を立ち上げた経緯がありました。
このメーカーB社では、通販サイト(ECサイト)の立ち上げと運営・WEB部門の事業拡大を担っていたわけですが、通販サイトも最初はなかなか売上が伸びず苦労しました。

また、2011年の東日本大震災を機に社内体制が目まぐるしく変わったりしましたが、その中でもWEBに関する事柄はすべて自分の責任になると言う良い意味でプレッシャーのある立場でアレコレとやらさせて頂き、制作会社A社とは違う意味で成長をさせて頂いた会社でもあります。

サラリーマンからフリーランスに

さて現在もそうなのですが、最終的にはこのメーカーB社も退職をし、フリーランスとして独立をした状態です。
今までのサラリーマン的なWEBデザイナーの仕事はまた違った楽しさや辛さもあるのですが、新鮮な気持ちで毎日を送っています。

例えば、税金のこと、経費のこと、見積もり、請求などのお金関連について。
そしてフリーランスとなってから非常に重要なクライアントを獲得する営業的なことなどなど。

WEBデザイン以外の事柄の割合が大きいですが、その分見返りもあるのでとても充実しています。

ざっくりとしたまとめ

ということで、ダダッと駆け足で自分の簡単な経歴などをまとめてみました。

要約すると、別にデザインを0から専門的に勉強したわけでもない、趣味でWEBサイトを作っていただけの人物でもアルバイトからWEB業界へ就職をして、更には独立して一人で食べていけるようになったと言うことですね。

今ではWEBデザイナーという職種を募集する企業もたくさんありますし、働き方も多様化しています。
少しでも「これからWEBデザイナーになろう!」と言う方々に自分が経験してきた情報を共有できればと考えています。

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